2008年9月30日

ディナ

今回のガボン滞在中、僕のディナが生まれた。
ディナとは、同名の人のことを言う。ただし、偶然同じ名前の人はディナとはいわない。調査助手のオケンデが、生まれた息子を僕にちなんで「タケ」と名付けた。

image155.jpg僕と彼(あかちゃん)は名前が同じなので、名前では呼びあわない。お互いを「ディナ」と呼ぶ。ディナは単に名前が同じという以上の意味がある。ある意味で親子であり、ある意味親子以上である。

ディナの誕生に際しては、贈り物をするのが通例だ。ディナの母親のシルビーから、粉ミルク、あかちゃん服、薬用石鹸を頼まれたので、帰路のリーブルビルで調達して贈りとどけた。

今はこんなあかちゃんだが、そのうち大きくなる。健やかに育ってほしい。はやく言葉を覚えて、「ディナ」と呼びあいたいものだ。

2008年9月10日

調査終了

ガボンから出国して、パリに出てきた。
今は空港で搭乗待ち状態。

今回は短期間の割にいろんなことがあって、いや、本当にいろんなことがあったが、楽しく調査できた。ゴリラ、じっくり観察できて感激だ。詳細はまた帰国後にアップするが、ほんとうに、夢のようだった。

さてさて。お家に帰るまでが遠足だ、と言うように、まだ道中なので、最後まで気を引き締めていかねば。パリの街に出て、コーヒー飲んで帰ろうとしたら電車が止まってて焦ったし。
今年は激動の2008年になりそうだ。