2011年2月12日

SHOT NOTEおためし


キングジムの新製品SHOT NOTEをためしてみた。

RHODIAをほうふつとさせる作りとデザインのメモパッドだが、iPhoneの専用アプリでスキャンすることができる。メモを適当なアングルで撮影すると、用紙のコーナーに印刷されたマーカーを手がかりに形を補正してスキャンしてくれる。上部には連番と日付を記入する欄があり、OCRで読み取ってくれる(メモ自体のテキスト認識はしない)。スキャンした画像はEvernoteに送信できる。詳しくはキングジムの商品ページを参照されたい。

ビジネス用途に開発されたようだが、発売前からこれはフィールドノートとして使えるのではないかと思い、さっそく購入し、試してみた。お試し結果はこれ。

shotnote.jpg

撮影後すみやかに用紙のエッジを認識してくれた。日付と連番の認識も問題なし。そして、上のように、メモだけでなく台紙として使えることに気付いた。植物の種子チンパンジーの食痕の撮影にも使えそうだ。

さて現状ではアプリにいくつか問題点・不満な点があるので記しておく。


  • evernoteに送信する際、「設定」で「ノートブックを選択」をオンにしていると、送信直前にアプリが落ちる。
  • メモは一枚ごとにタイトル、タグ等をつける仕様になっている。これではひとつのイベントで複数枚のメモをとったときに作業が煩雑になる。evernoteへの送信も1枚ずつで面倒。複数メモに一括してタイトル、タグ等をつけ、ひとつのノートとしてevernoteに送れるようにしてほしい。
  • たまに撮影画像処理に失敗し、真っ黒になる。

おそらくこれらの問題点は近いうちに改善されることと思う。今のところフィールドノートとして十分機能しそうだ。ほかのブログではあまり触れられていないが、ノートとしての質も高い。とくにゲルインクボールペンの書き味がとてもよい。

実はちょっとおもしろい使い方を思いついたので、実験して後日報告したい。

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