2008年6月24日

AJPで大型類人猿の病気の特集

American Journal of Primatology の最新号で、大型類人猿の感染症に関する研究の論文がまとめて掲載された。

3年前からかかわっている、環境省の委託プロジェクトでもこの問題にとりくんでいる。ムカラバでも、ゴリラの糞尿サンプルをとって病原体や寄生虫の検索を行なったり、Fさんを中心にストレスホルモンの測定をしたりしている。下の写真は、ムカラバに作った簡易「ラボ」でゴリラのフンの寄生虫検索をしているところだ。

今年度は、周辺地域の人々の感染症に対する意識や、類人猿との接触頻度を調べる予定。

しかし、AJPの論文たち、多すぎてなかなか読むのがしんどい。

labo.jpg

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