2008年8月 3日

ユーロ高い!!!

いよいよ明日からガボンに調査。装備も揃え、換金もすませた。あとは荷造りだけだ。

が、ユーロ高いよ。ということは、連動しているCFAフランも高いということで、参ってしまう。
1997年ごろはまだフレンチフランの時代だったけど、だいたい1円=6CFAフランだった。それが今や、1円<4CFAである。

この2年間ずっと高騰していたユーロだが、4、5月頃ちょっと値を戻した時期があった。ドル売り円買いの動きがあったためらしい。しかし、夏にむけてどんどん値があがって、ひどいことになっている。

パリの両替商で円を「売る」と、日本でユーロを「買う」よりほんの少しレートがいい。だいたい、1円くらい安く買える。しかし今回は夕方パリ着、早朝発なので両替商に行く時間がない。パリの空港の両替ショップは別にレートはよくない。T/Cにすると安全だし便利だけれど、リーブルビルの銀行で換金すると、そのレート分の手数料をとられるので意味がない。それにサインが面倒だ。

というわけで、少しでもレートのいい国内の銀行を探したが、メガバンクはほぼ横並びだった。しかし、三井住友銀行の両替ショップがキャンペーン中で、CFカードを提示すると20銭優遇というので、まずは保護活動資金を、木曜日の東京出張のついでに名古屋で両替。ちょっと得した気分になった。

そして昨日の土曜日、ようやく現地滞在費と調査費が振りこまれたので、鹿児島から戻ってくる妻と娘のお迎えがてらセントレアに行き、両替。こちらは優遇措置はなかったが、木曜日より1円近くユーロが値下がりしてた。よかったのはよかったんだけれど、おとといのあの努力は何だったの、という感じだ。

しかし、円は弱いですなぁ。1ドル=89円なんて時代があったのに。今までで一番よかったレートは、1フレンチフラン=15円だった。1994年だ。ユーロに換算すると1ユーロ=98円だ。今は1ユーロ=171円。ほぼ倍。

ユーロが高いのか、円が安いのか、たぶん後者だろうけど、当分のあいだ、海外調査冬の時代だ。