2010年の目標
あけましておめでとうございます。
- 人類学をやる
- 論文を2本以上書く
だった。人類学については、一応人類学分野の本(共編)を出したので、よしとしよう。論文は、本の一章を書いたのを入れても、目標を達成できなかった。霊長類学会の運営が、思ったよりもずっと大変だったとか、JICAのプロジェクトがいよいよはじまったとか言い訳はあるが、言い訳をしたらきりがない。
4月に年度がかわってから、大学の講義と雑務のスクランブルにペースを乱し、そのままいまひとつ乗れない一年だった。今年は、同じ轍を踏まないよう、まずは年間コンスタントに働くという意識を強くもとうと思う。
よかった点は、人類学、人類学、と事あるごとに言ってきたので、自分の意識がだいぶかわったというところか。生物学でゆくのか、人類学でゆくのか。後者のほうが自分にとってはぜったい面白い。
で、今年の目標。宿題や目先の仕事はたくさんあるので、それはそれとして、今年も人類学路線でゆこう。今年は
- 「家族論」をやる。
- チンパンジーとゴリラの種間関係の研究の人類学的意義について再考する。
公表するレベルに達するかはともかく、このふたつは今年のうちに書いたものを作りたい。
あと、具体的なことでいえば、
- 積年の宿題をすべて終わらせる
- ニホンザルの本の企画を脱稿する
- ムカラバの総合調査を成功させる
- GISシステムを完全構築する
- IPSのシンポを成功させる
- 授業でとりくんできた「環境と人間」の内容をかため、テキスト化する
- 落語のネタを二つふやす
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