2009年11月 1日

調査地のGISデータベース構築に挑戦(4) SRTMデータの入手

前回ランドサット画像を入手したのにひきつづき、今回は標高データとして、SRTMデータを入手する。
SRTMとはスペースシャトルが軌道上から合成開口レーダーで取得した,ほぼ全地球の3Dデータデータです。

 以前からversion1のデータが入手可能でしたが,現在はさらにデータ処理を行い,扱いやすくしたversion2が入手可能です。(ちずろぐ別館より抜粋)

USGSの解説によると、2000年2月にスペースシャトル・エンデバー号が全世界の三次元撮影を行なったそうだ。アメリカ合衆国の地形は解像度約30m、それ以外の地域だと約90mの画像が手にはいる。


ダウンロードはランドサット画像と同じく、USGSのサイトからである。EarthExplorerで Elevation→SRTM にチェックを入れ、地図で場所を選んで検索する。検索の手順は、前回のエントリに詳しく書いた。

ムカラバ周辺では、2002年に作成された画像が手にはいった。 "BILフォーマット" と "DTEDフォーマット"のファイルがダウンロードできる。フォーマットの形式についてはこれから勉強。とりあえず両方ダウンロードした。

次回は、前回ダウンロードしたランドサット画像を開いて、GRASS GISにとりこむ作業を行なう。

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