2009年10月22日

L'Odika

学生たちとガボン料理「L'Odika」を作り、「なんちゃってウガリ」と一緒に食べた。
だいたい、日本でアフリカ料理をするといまひとつなんだが、今回はおいしかった。

L'Odikaとはガボンの代表的な料理で、Irvingia gabonensis (和名をアフリカマンゴノキという)という木のナッツを挽いたもの (ガボンでは「ショコラ」と呼ばれる)を使ったソースで食べる肉料理だ。

作りかた:

L'Odika
  1. フライパンに油をひいて、鶏でも豚でも牛でも、肉をこんがりと焼く。肉は塩胡椒で下味をつけておくとよい。
  2. 肉をいったんどけて、少し油を足して玉葱をゆっくりいためる。好みで他の野菜(ピーマンなど)を入れてもよい。
  3. 野菜に火が通ったら、水を足して、マギーブイヨンを入れて軽く煮る。マギーブイヨンがなければコンソメスープのもとでもよい。トウガラシもいれる(タカノツメでOK)
  4. 弱火にしてショコラを入れる。ショコラは日本には売っていないので、ガボンで買って持ってくるか、持ってきた人にわけてもらう。
  5. 香りがでて、とろみがついてきたら、Odikaソースのできあがり。
  6. 肉を皿にもりつけ、ソースをかける。
なんちゃってウガリ、またはなんちゃってフフ
  1. お湯を沸騰させる。
  2. ボウルか鍋に沸騰したお湯を入れる。
  3. ウガリの場合はコーンスターチ、フフの場合はタピオカスターチをどばっとお湯に入れる。
  4. しゃもじや大きなすりこぎで手早くかきまわす。
  5. つきかけのおもちのような感じになったらできあがり。
ウガリ or フフは、かきまわすのにかなり力がいる。椅子に腰掛け、大鍋を両足で挟んで長いすりこぎでぐいぐいかきまわさないと、粉っぽさがなかなかとれない。

あとで学生に写真をもらって追記します。
--2009/10/28 追記--
学生が写真をくれたので、追記。

これが材料一式。右上のジャムの瓶にはいっているのが、がガボンで買ってきたショコラのパウダー。
P1000476.JPG

まず鶏肉をフライパンで焼く。
P1000481.JPG

玉葱とピーマンを炒めて、水と固形コンソメスープで煮る。
P1000485.JPG

さっきの鶏肉を加え、ショコラを入れて煮つめる。
P1000486.JPG

とろみがでたらできあがり。
P1000489.JPG

フフはこんなかんじ。
P1000490.JPG





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