Diboty
ムカラバの類人猿保護のため、研究者仲間と一緒にほそぼそとグッズ製作と販売などをしてきた。今年のSAGAシンポジウムで物販をした時に、もうちょっと積極的に活動していこうという話になり、では活動するグループの名前をつけようということになった。そこで決めたのが
「Diboty (ディボティ)」
だ。
Dibotyとは、ムカラバ周辺に住む農耕民プヌの言葉で「やさしい」という意味。主に「ありがとう」という意味でも使われる。
われわれの暮らしを支える、アフリカの熱帯林の生態系(ヒトを含めた)の「やさしさ」に対して「ありがとう」という気持ちを込めて名づけた、ということにしておく。ムカラバにゆかりの言葉で、響きがよく、意味ありげで、活動するわれわれも違和感なく使える言葉にしたというのが本当のところだ。
当面は、SAGAでの物販を中心に、日本で募金を募りつつ、現地で村人たちが結成したNPOの活動の支援をしてゆく予定。
現地でこれまでやってきたのは、村人の作ったみやげものの買い上げと(SAGAで売れた!)、GRASP-Japanの寄付金による医薬品と学用品の寄付だ。
日本でも、もっと啓発活動をしてゆきたいと思うが、なかなか人手が足りない。中心メンバーのほとんどは現地に長逗留するか、いったりきたりだ。グッズや広報チラシの製作、ホームページの作成などやりたいのだが、ほんとに時間がない。
というわけで、類人猿保護に関心のある人で、活動に興味のある人がいたら、ご協力をお願いしたいです。ヤムイモ公式サイトの「保護」のページにもう少し詳しい情報と連絡先を掲載しているので、どうぞご覧ください。
コメントする