2009年10月17日

GPSのトラックをGoogleearthに表示する

調査中にGPSに記録したトラックログやポイントデータをどう活用するか思案中。
とりあえず地図上に表示してみるには、Googleearthがお手軽だ。

データの変換はGPSBabelで行なう。

GPSからのデータ吸い出しの基本は、GPSBabelでusb接続のGPSのデータを吸い出す方法に記した通り。

地理情報データをGoogleearthで表示するには、kml形式に変換する必要がある。GPSBabelはkmlもサポートしているので簡単。

GPSから直接吸い出す場合は、

> gpsbabel -i garmin -f usb: -o kml -F filename.kml

でOK。既に保存したGPXファイルを変換するなら、

> gpsbabel -i gpx -f filename.gpx -o kml -F filename.kml

でOK。

あとは、作成したkmlファイルをGoogleearthから開けば下の写真のようにトラックデータが表示される(クリックで拡大画像)。

20090823track.jpg

なかなか見栄えがよい。アクティブトラックなら、時間軸にそって「再生」することもできる。

ただ問題がいくつか。(1) 見栄えがよい、だから何?という問題と、(2) Googleearthの衛星画像とトラックログが微妙にずれている。Googleearthがどんな画像ソースをどう処理しているのかわからないので、今のところ見て楽しいという以外の利用法がわからない。

やはり、GPSデータをもっと活用しようと思うなら、きちんとGISシステムを組む必要がある。

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